一般的にはトップページと記事ページ、それぞれPageSpeed Insightsでラボデータを測定した場合の改善度は異なるのですが今回作業したサイトは両ページ共に65点でした。高速化作業の結果2021年5月以降導入予定のCore Web Vitals要件にオリジンサマリー、フィールドデータ共にクリアし、高速化改善度は97点となりました。
今回実施した高速化内容
- トップページ、記事ページでのサイト読込分析
- CSS・JSのレンダリングブロック対策
- ウェブフォント読込最適化
- 画像最適化、WebP形式画像の生成と配信
- 画像、iframe等のlazyload
- pjaxを使用しないサイト内遷移高速化
- 高速化をする上でボトルネックになる既存プラグイン・テーマの停止削除・設定変更
フィールドデータ・オリジンサマリー(CrUX)
上記画像はフィールドデータのある記事ページですがCore Web Vitals要件をしっかりクリアしています。このまま他のページもページ構成が同じだったり、外部読込が無ければ同じ様な結果となります。これがWordPressの利点です。
対象ドメイン全体の評価であるオリジンサマリーもCore Web Vitals要件をクリアしています。FCPについては今回の作業で更に改善をしているので28日後にはもっと改善された結果が反映される見込みです。
PageSpeed Insightsモバイルスコア高速化前後比較
KUSANAGIを利用されてましたがプラグイン等や外部読込の影響でLCPが大幅に遅くTTIも遅い状況でした。読込を分析し遅延や停止等細かな制御を行うことで今回の作業では97点までラボデータベースで改善を実施。
特にLCPについては約10,000ミリ秒(10秒)改善しています。
固定回線・LTE回線での表示速度(体感速度)
Pingdom Tools、Chromeシークレットモードによる測定、WebPageTestによるLTE回線シミュレーションを高速化後に実施した結果は下記となります。
固定回線
0.3秒~0.9秒
LTE回線
1秒~1.9秒
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